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2023年9月 今月のお酒

#今月のお酒🍶やき鳥のんちゃん

◆9月 稲月(いなつき):丹精こめた稲穂が垂れる豊饒の季節◆

今月は、ひさしぶりに、「菊姫 純米 ひやおろし」をご用意しました。
菊姫のお酒の中では熟成の風味が比較的軽く、原酒でありながらも柔らかく飲みやすいお酒です。
色調は淡いゴールド。香り穏やかで、爽やか。ひと夏を過ごした「ひやおろし」らしく、酸味と旨味のバランスがいいです。旨いなあ。
 
ラベルには季節感漂う杜甫の「登高」という詩が添えられています。
秋の詩に「登高」が出てくれば重陽の節句の行事のことだそうです。
古来中国では重陽の節句(旧暦9月9日)に髪に須臾(しゅゆ…グミの赤い実)を挿して家族や友人と手近な山に登り、菊の花を浸したお酒を飲むことにより厄払いをする「登高」という行事だそうです。
 
766年、この日杜甫(55歳)は一人で高台に登り、長江の雄大な景色を眺めるとともにおのれの人生を振り返ったのでしょうか。
 
特A地区 吉川町産山田錦の旨味を引き出した、安定の菊姫さんのお酒ですね。 
飲んでみて「濃い」と感じる場合はオン・ザ・ロックもお勧めです。
 
▶▶9/9-9/11 重陽の節句にちなみ、重陽の菊酒フェアを行います。 詳細は、後ほど。
 
次は、久しぶりに青森の「田酒」です。古城錦という、青森県初の酒造好適米ですが、長らく利用がなく、幻の酒米になってしまっていたそうです。田酒の西田酒造さんが復活され、季節限定で製造されました。
私自身も、古城錦のお酒は初めて、とても瑞々しいというか爽やかです。
 
 
(1)『菊姫 純米ひやおろし 秋季限定酒』(石川県 菊姫合資会社)  900円  
 ◆酒米:兵庫県三木市吉川町特A地区 山田錦 65%精米   ◆アルコール度数 18度
(2)『田酒 純米吟醸 古城錦』(青森県 西田酒造) 980円
 ◆酒米:古城錦   ◆日本酒度・酸度等非公開 
 
● 3酒飲み比べセットは
(い)月替わりの①菊姫+②田酒+③菊正宗しぼりたての今月のお酒メインの3酒飲み比べセット
(ろ)灘五郷    3酒飲み比べセット
(は)兵庫の酒 飲み比べセットになります。<基本:1400円>