2026年3月 今月のお酒『紀土 春の薫風 純米吟醸』と『三井の寿 +14 純米吟醸 大辛口』 今月のお酒

今月のお酒

2026年3月 今月のお酒『紀土 春の薫風 純米吟醸』と『三井の寿 +14 純米吟醸 大辛口』

◆3月 萌月(もえつき)のお酒◆若芽の萌え出づる光りまばゆい季節。
#今月のお酒🍶やき鳥のんちゃん
 
🍶『紀土 春の薫風 純米吟醸』
和歌山県・海南市。温暖な気候と豊かな自然に恵まれた地で、「紀土(きっど)」は生まれます。蔵名には“紀州の風土”を表現するという想いが込められており、その名の通り、土地の空気感までも酒に映し出すような酒造りを続けておられます。
この「春の薫風」は、まさにその名の通り、春のやわらかな風を思わせる純米吟醸。グラスに注ぐと、ほんのりと上品で清々しい香り。口に含めば、透明感のあるやさしい旨みがふわりと広がり、軽やかに喉を通り抜けていきます。飲み疲れすることなく、盃を重ねたくなる心地よさが魅力です。
焼き鳥では、ねぎ身、まき身(せせり)など、素材の旨みを素直に味わう串との相性が抜群。炭火の香ばしさとともに、酒の持つやわらかな輪郭が、鶏の繊細な旨みを一層引き立ててくれます。
春の宵、炭火の香りに包まれながら、この一杯で、ひと足早い春を感じていただけましたら嬉しく思います。
 
🍶『三井の寿 +14 純米吟醸 大辛口』
福岡県・三井郡大刀洗町に蔵を構える「みいの寿」。地元・筑後平野の恵みを生かし、食中酒としての完成度を追求した酒造りに定評のある蔵元です。
この「+14」という数字は、日本酒度を示すもの。一般的に+5でも辛口といわれる中、+14はまさに“本格大辛口”。しかしながら、ただ辛いだけではなく、純米吟醸ならではの上品な旨みと透明感をしっかりと備えています。口に含めば、まず凛としたキレ、そして後味は見事なまでに潔く、すっと消えていきます。
焼き鳥では、皮、尾羽根(ぼんじり)、つくねなど、脂の旨みを持つ串とぜひ。脂をさっと洗い流すようなこの酒のキレが、次のひと口をまた新鮮にしてくれます。まさに、焼き鳥のための辛口酒といっても過言ではありません。
「今日はしっかり辛口を」という日本酒好きの方には、ぜひ一度お試しいただきたい一本です。
春のやさしさを運ぶ「紀土」、凛としたキレを楽しむ「三井の寿」。
どちらも、焼き鳥とともにこそ真価を発揮する、女将おすすめの純米吟醸です。
その日の気分で。あるいは、飲み比べで。
炭火の香りとともに、今月の一杯をぜひお楽しみください。
(1)『紀土 春の薫風 純米吟醸』(和歌山県 平和) グラス 880円  
    ◆五百万石 55%精米 ◆日本酒度・酸度・アミノ酸 非公開  
 
(2)『三井の寿 +14 純米吟醸 大辛口』 (福岡県 みいの寿) グラス 1100円
   ◆山田錦 60%精米 ◆日本酒度 +14 ◆酸度 非公開  
 
● 3酒飲み比べセットは<基本:1600円
(い)今月のお酒セット:①春の薫風+②+14大辛口+③菊正宗しぼりたてルビーの 3酒飲み比べセット
(ろ)灘五郷セット: (菊正宗・千代田蔵・剣菱 等) 3酒飲み比べセット
(は)兵庫の酒セット:(灘も含む)